words.moah.me

機能

和音がもたらす緊張の度合いを記号によって表し、その役割を規定したもの。一般に、緊張をもたらす和音は弛緩をもたらす和音に進みたがり、弛緩をもたらす和音は緊張をもたらす和音に進みたがる。そうした欲求に沿って動くかどうかによって音楽的ドラマが生み出される。機能記号にはT (トニック) 、D (ドミナント) 、S (サブドミナント) の三種がある。


「機能和声からの逸脱によって調性は曖昧となり、印象派的な響きをもたらした。」


「これは、個々の和音にはその根音と調の主音との関係に従って役割があると考えるものである。 歴史的には機能和声に至る以前の和声が存在するが、現在の西洋音楽はほとんどがこの機能和声によって成り立っている。」


「テンションは反復や順次進行によっても作られる。 テンションは、狭義の機能和声で使用される非和声音の一種である。」


「和声には主にクラシックの和声について述べられているが、ポピュラー和声とも密接な関係にあるため、クラシックの和声もよく参照のこと。 狭義の機能和声とは、18 世紀のヨーロッパで確立された機能和声を指す。 和声で説明されているクラシック古典派の和声の規則・法則を捉え直したり、解釈を拡張したりして、ポピュラー音楽でも広く機能和声が用いられている。」


「メロディ、リズムと共に音楽の三要素のひとつとされる。 また和声とは狭義には16世紀ヨーロッパに端を発した機能和声のことである。 これは、個々の和音にはその根音と調の主音との関係に従って役割があると考えるものである。」


調性音楽の和声を、音階各音度上の和音の機能の観点から説明したもの。
参考文献『音楽小辞典』


機能和声。調性音楽において和音を音階に基づいたその性格で分類し解釈できる和音。機能理論による和声法を示す言葉。
参考文献『音楽用語辞典』


機能理論。調性の確立された音楽における和声の本質を明解にするために完成された理論。カデンツに代表される調性確立の本質は、和音の持つ性格が根本にある。その性格を機能に置き換えて分析し、調性に基づいた和声理論の単純化を目的としたもの。
参考文献『音楽用語辞典』


機能表記。和音の働きを表すための略号。
参考文献:『音楽用語辞典』


リーマン。実際に鳴り響く音楽そのものではなく、音や和音の諸関係にある論理を記述する。
参考文献:『音楽通論』


和音が引き起こす緊張の度合いを記号によって表したもの。


機能和声。H.リーマンの和声論を基礎にした分析。リーマンは「音楽聴は人間の論理的な知的活動」であると考えた。終止型を基本的論理と考えた。機能記号を用いた分析。
参考文献:「音楽通論」


緊張感をもたらす和音かどうかが分かる。


和音の性格、役割を示したもの。和音の状態を表したもの。


緊張の度合いによって和音の働きを定義したもの。緊張は弛緩に、弛緩は緊張に向かいたがる性質をもつ。


和音機能。安定感、不安定感の度合いによって和音の働きを規定するもの。
参考文献:『和声の要点』


緩む部分か、それとも張り詰める部分かを表している。Tはトニック、Dはドミナント、Sはサブ・ドミナントの略。


用語を投稿

タイトル

説明